SランスMF中村敬斗がチーム救う今季2点目　GKが一歩も動けない超絶ボレー弾

フランスリーグ   Sランス　1―0　ル・アーブル （ 2023年12月20日    スタッド・オーギュスト＝ドローヌ ）

中村敬斗（Sランスインスタグラムより）

　Sランスの日本代表MF中村敬斗（23）が、今季リーグ2得点目となるスーパーボレーを叩き込んだ。0―0の前半25分、右サイドからのクロスをゴール前中央で合わせて決勝点。巧みな駆け引きで相手マークを外しながら放った低弾道ボレーは、GKアーサー・デスマスが一歩も動けない1発だった。

　日本代表として臨んだ10月13日の親善試合カナダ戦で左足首を痛めて離脱。リハビリを経て1日のストラスブール戦で戦列復帰し、試合をこなすごとに出場時間を延ばしてきた。この日は9月26日・リール戦以来のゴールだけではなく、球際の強さやカットインと見せかけての縦への突破など躍動。元旦の親善試合タイ代表戦（国立）へ向けて大きなアピールになった。

　チームの連敗を「2」で止め、年内ラストマッチを白星締め。少しの休養を経て、日の丸舞台へと気持ちを高めていく。