横浜　ホーム最終戦・新潟戦に勝って逆転優勝へ望みつなぐ　角田「点を取られなければ絶対に負けない」

マスカット監督（左）が見守る中、ミニゲームでMF西村（右から2人目）と競り合う横浜のDF角田（中央）
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　横浜F・マリノスは20日、神奈川県横須賀市内でホーム最終戦となる24日の新潟戦に向けて全体練習を行った。

　現在、首位・神戸と勝ち点2差の2位。リーグ戦は残り2試合のため、次節で横浜F・マリノスが負け、神戸が勝てば連覇の夢が絶たれるが、ケビン・マスカット監督は「自分たちは全部勝つだけ。チーム内でその意識は持っている。勝ち点3を取るために何をしなければいけないか、そこに集中して準備していきたい」と一戦必勝を誓った。

　アウェーで新潟と対戦した5月の前回対戦は、U―22日本代表MF藤田譲瑠チマ（現シントトロイデン）のゴールで先制も後半に2失点して逆転負け。指揮官は「いい試合でなかったのは覚えている。今度の金曜日は（前回対戦との）違いを見せられると思う。もう同じミスはしない」と言葉に力を込めた。

　DFエドゥアルドが「生きるか、死ぬかの戦い」と表現するほど重要な一戦。下顎（かがく）骨骨折から顎部分を保護する特注ヘッドギアを着用して12日のC大阪戦から強行復帰したDF角田涼太朗は「点を取られなければ絶対に負けることはない。目の前の試合に負けられないので、最終節は見越さず目の前の新潟戦を全員で勝ちにいきたい」とリーグ3試合連続完封勝利を狙うことを誓った。