浦和戦でV弾アシストのGK前川黛也「どのポジションでもゴールは常に目指すべき」代表デビューへ気合

＜サッカー日本代表練習＞ボールをキャッチする前川（撮影・西海健太郎）
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　日本代表は14日、26年W杯北中米大会アジア2次予選ミャンマー戦（16日）へ向けて大阪市内で練習を行った。左手小指負傷で10月の日本代表合宿を途中離脱したGK前川黛也は「また呼んでもらってありがたいこと」とA代表デビューに気合を入れた。

　12日のリーグ浦和戦では果敢な飛び出しでハイボールを処理し、素早く最前線のFW大迫に絶妙なロングフィードを通して決勝点をアシスト。判定で物議を醸したが、前川のプレーそのものは見事で「どのポジションでもゴールは常に目指すべきだと思っている。ヘタなりに常にゴールを意識したり、守り切るというのを試合経験や日々の練習で積み重ねながらやってきた。その過程で結果につながった」と胸を張った。

　GK陣では最年長29歳。「安易な気持ちでは臨めない。日本の代表として呼ばれているので誇りと責任はしっかり持って行動しないといけない」。プロ7年間の経験を発揮し、正守護神獲りをアピールする。