初年度J2昇格狙うFC大阪　シュート数9本上回るも最下位北九州に引き分け

明治安田生命J3リーグ   FC大阪0―0北九州 （ 2023年9月24日    東大阪市花園ラグビー場 ）

＜FC大阪・北九州＞後半、決定機を逃し天を仰ぐFC大阪MF木匠貴大
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　初年度J2昇格を狙う5位のFC大阪は20位の北九州を試合内容では圧倒したが、勝ちきれず引き分け。4位に浮上したものの、相手の6本に対し、15本のシュートを浴びせたが、ゴールが遠かった。

　特に後半では10本のシュートを放ち、何度も決定機を演出。FW島田拓海、MF木匠貴大ら攻撃陣の要が襲いかかるも、7月16日のアウェー戦に続き北九州とはスコアレスドローに終わった。

　後半22、27分でそれぞれ決定機をものにできなかったキャプテンマークを巻く木匠は「感覚的に良かったので足を振っていったんですけど、もう少し冷静になって味方を使うところなど、見られたら良かったと思う」と振り返った。

　2節後には勝ち点2差を追う自動昇格圏内の2位・鹿児島との大一番が控える。「大阪らしいサッカーをすれば、簡単には負けないと思っている。そこは自信をもって戦っていきたいが、もっと勝利へ貪欲にやっていかないといけない」と自戒を込めて残り10試合を見据えた。