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日本代表初招集のDF毎熊晟矢 C大阪チームメート香川真司からの“金言”明かす

[ 2023年9月5日 14:58 ]

<日本代表欧州遠征>サポーターと写真に納まる(左から)大迫、毎熊、上田(撮影・小海途 良幹)
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 ドイツ代表、トルコ代表と対戦する欧州遠征(4~12日)に臨むサッカー日本代表は4日(日本時間5日)、ドイツ戦(9日)に向けてウォルフスブルクで練習を開始した。

 三笘薫や久保建英ら全26選手が参加。練習前には初招集のDF毎熊晟矢が選手、スタッフの前であいさつ。「何しゃべっていいかわからなかった雰囲気だったので、ちょっと短めに自己紹介とあだ名を言いました。“マイク”って呼ばれてます、って」と初々しさをのぞかせた。

 今季は5月14日の京都戦(サンガS)から右サイドバックに定着。東福岡、桃山学院大ではFWを主戦場としていたが、20年にJ2長崎入団後、サイドバックに挑戦した才能を花開かせた。C大阪・小菊昭雄監督からは「和製ハキミ(=モロッコ代表)」と呼ばれており「(試合後の)振り返りのミーティングがあるんですけど、自分が2人剥がしたシーンが出てきて、そのときにちょっとイジられ気味で言われました。小菊監督もちょっと冗談っぽく言いましたけど、冗談だけでは言わない監督なので、素直にうれしかった」と、まんざらでもない様子。代表では4試合連続で菅原由勢が右サイドバックで先発出場しているが、風穴を開ける。

 また、C大阪のチームメートで元日本代表MF香川真司からは「(今回)入る前からずっと“次狙え”みたいに言われていましたし、来る前に“セレッソでやっているような感じでやれば絶対大丈夫だから”と言っていただきました」と激励されたことも明かした。「日本代表のためにも、初めて入った選手が、今いるメンバーを脅かすぐらいのプレーをしないといけない。2試合しかない中でライバルのポジションの選手も2人いる。日頃の練習がこの2試合での出場時間の鍵になると思っているので、1日1日を大切にして、まずは試合に使っていただけるようにアピールするところからやっていきたい」と静かに燃えた。

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2023年9月5日のニュース