愛媛FCの行友翔哉　ポルトガル1部ファマリカンに期限付き移籍「経験しに行くわけではなく勝ち取りに」

　愛媛FCは31日、海外移籍の準備のためにクラブを離れていたFW行友翔哉（18）が、ポルトガル1部ファマリカンに期限付きで移籍すると発表した。

　移籍期間は24年6月末まで。

　山口県出身の行友は、J2山口の育成組織出身で、愛媛U―18を経て、今年からトップチームに昇格。今年6月にはU―19日本代表に選出され、モーリスレベロトーナメント（旧トゥーロン国際大会）に出場した。

　将来を嘱望される18歳は愛媛を通じ「この度FC　Famalicaoに移籍する事になりました。まずはこのFC　Famalicaoという素晴らしいクラブに移籍できた事を誇りに思います。愛媛のサポーターの皆さんの前でご挨拶が出来なくてすいません。この移籍が決まるまでにたくさんの方々が動いてくれました。関わって下さった方々に本当に感謝しています」と感謝の意を述べ、「厳しい世界に行く事は重々承知しています。ただこの経験全てをポジティブに捉えられると自分は思っています。経験しに行くわけではなく自分で全てを勝ち取りに行きます」と躍進を誓った。