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三笘が存在感を示したブライトンがマンUを撃破。欧州カップ戦出場権へ「凄く大きなポイント」

[ 2023年5月5日 10:02 ]

イングランド・プレミアリーグ   ブライトン1―0マンチェスター・ユナイテッド ( 2023年5月4日    英国・ブライトン )

マンU戦で存在感を見せた三笘(AP)
Photo By AP

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)はマンチェスターU戦にフル出場し、チームは終了間際のPK弾で1―0と劇的な勝利を収めた。

 2戦ぶりの先発復帰となった三笘は4月23日のFA杯準決勝でPK戦の末に敗れた強敵を相手に左サイドで存在感。開始4分には敵陣の深い位置で横パスをインターセプトしてゴールに迫り、右足でシュートを放ったが、相手GKデヘアの顔面ブロックに防がれた。

 前回はマッチアップした相手DFワンビサカに封じられる場面が目立ったが、この日は前半13分にワンビサカを含めて4人に囲まれながらシュートまで持ち込んで場内を沸かせた。

 後半アディショナルタイム5分には右CKからこぼれ球を拾って右足でミドルシュートを放ち、ブライトンは波状攻撃で相手ゴールに迫った。この場面は必死のディフェンスを見せた相手にしのがれたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でCK時に相手DFショーにハンドがあったことが判明。MFマカリテルがPKを決め、1―0で競り勝ったブライトンは8位から6位に浮上した。

 来季欧州カップ戦出場権を争う中で4位マンチェスターUを破る貴重な白星に、三笘は「上位なので直接対決で勝つことは非常に大きい。あと6試合(欧州カップ戦出場権の)可能性が出てきているので凄く大きなポイント」と喜んだ。ワンビサカとのマッチアップには「気合は入っていたが、負けたシーンもあれば抜き切れていないシーンも多かった。シュートで終わるシーンもあったが、質がダメ。前回対決していろいろなところを振り返ってうまく対応できたところもあった。次の時に、また楽しみにしたい」と語った。

 5位リバプールには勝ち点4差をつけられているが、ブライトンは消化が2試合少なく連勝すれば逆転が可能な状況。「リバプールも相当調子が上がっているし、最後のところはどうなるか分からない。上位との対戦もたくさんあるので、粘り強く勝ち切れるかどうか」と首位マンチェスターC、2位アーセナルとの対戦を残す最後の6試合を見据えた。

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2023年5月5日のニュース