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川崎F 3発で4戦ぶり白星!登里6年ぶり弾、宮代も2得点絡んだ

[ 2023年4月30日 04:40 ]

明治安田生命J1第10節   川崎F3ー1福岡 ( 2023年4月29日    ベススタ )

前半12分、ゴールを決め喜ぶ川崎F・登里(左から2人目)(撮影・岡田 丈靖)
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 明治安田生命J1リーグは各地で8試合が行われ、川崎Fは敵地で福岡を3―1で下し、リーグ戦4試合ぶりの勝利を挙げた。前半12分のDF登里享平(32)の約6年ぶりとなるゴールを皮切りに、後半はFW宮代大聖(22)がオウンゴール誘発も含めて2得点に絡む活躍。15位から12位に浮上した。

 土砂降りのピッチで、イレブンが待望の白星を手にした。本来の川崎Fらしい攻撃で、ここまでホーム4戦全勝だった福岡に土を付けた。口火は前半12分。縦に切り込んだMF脇坂からの折り返しを、ファーサイドからフリーの登里が左足で押し込んだ。「(脇坂)泰斗がいいボールをくれたので、枠に入れることだけを意識して蹴った」。17年5月以来、2171日ぶりの得点は、17年10月と19年1月に生まれた2人の子供に初めて届ける贈り物にもなった。

 前節の浦和戦は今季のリーグ戦で初めて先制点を奪ったが、追加点が決まらずに追いつかれた。今節は厚みと怖さのある攻撃で圧倒し続け、後半も今季リーグ戦3点目となる宮代の得点などで2点を追加。終盤に失点してもリードを守り切った。前節15位まで低迷しようと優勝という目標をぶらさずにチームに示し続けてきた指揮官は、「自分たちの姿勢次第でこういうゲームができる」と王座奪還への確かな手応えを強調した。

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2023年4月30日のニュース