今季ACL出場のJ2甲府が新体制発表　篠田新監督「日本を代表してアジアに行く」

J2甲府の監督に就任した篠田監督
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　今季のACLに出場するJ2甲府が7日、山梨県甲府市内で新体制発表会見を行った。新たに指揮を執る篠田善之監督（51）が「ACLに参加できることは非常に光栄。日本を代表してアジアに行く。リーグ戦、ACLどちらかをおろそかにすることはなく、目の前のゲームに対して全力で向かいたいと思っている」と意気込みを語った。

　山梨県出身の篠田監督は甲府の前進にあたる甲府クラブで1年間プレー。“古巣復帰”となることについて「地元である甲府に戻ってこられたのは非常にうれしく思っている。山梨全体を盛り上げられるように一生懸命やっていきたい」と決意を語った。

　システムは4バックを基準とすることも明言。「4バックでやってきたので、4－2－3－1のシステムを基準に考えている。試合によって変わることもある、対戦相手によって決めたい」と3バックとの併用も示唆した。

　J1昇格に向けて篠田監督を招聘した佐久間悟社長は「山梨、日本を代表してACLを戦うチームを率いるリーダーは山梨県出身者が率いていただくことが望ましいと考えた。サッカー人として、山梨県人としてロマンを追求しながら生きていると感じた。篠田監督が甲府を選択してくれたのは感謝しかない」と話していた。