×

鹿島、7年ぶり奪冠へ昌子&植田が帰ってきた 練習初日いきなり激しく「鹿島らしさ」体現

[ 2023年1月7日 05:10 ]

5年ぶりに古巣復帰したDF昌子(手前左)                               
Photo By スポニチ

 今年の開幕(2月17日)に向け、6日に各クラブが続々と始動した。昨季リーグ4位の鹿島は茨城県鹿嶋市内の練習場で今年初の練習を実施。オフに18年ACL優勝メンバーのDF昌子源(30)らが復帰するなど、充実の戦力で7季ぶりの国内タイトル奪還を目指す。J1復帰を果たした横浜FCや浦和なども新体制発表会見を開いた。

 2季目となる岩政大樹監督(40)が“新戦力効果”に期待した。DF昌子に加え、16年リーグ優勝を経験したDF植田直通(28)も復帰。指揮官は「鹿島を体現する2人が帰ってきて、個性ある若手も入った。成長が見込める選手編成になった」とタイトル奪回に自信をみなぎらせた。

 この日行われた練習では、ブラジル人選手らを除いた約30人が1時間ほどの練習で汗を流した。初日にもかかわらず昌子らが強度の高いプレーで若手を鼓舞するなど、早速“鹿島らしさ”を体現。岩政監督は「(初日なので)ちょっと柔らかく練習してほしかったけど、選手たちの気持ちが高まっていつも通りの練習になった」と苦笑いした。リーグ連覇の時代を知る指揮官は「鹿島らしい空気感があったような気がする。これを大事にしたいと思う」と手応えも感じていた。

 2冠に輝いた16年を最後に国内タイトルから遠ざかっているチームは17日から宮崎県内でキャンプに臨む。7季ぶりの国内タイトル奪回を目指す岩政監督は「臨機応変、変幻自在に変化させながらチームを成長させていくことを狙う。最終的には一番高いところに立ってシーズンを終えたいと思っている」と展望した。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月7日のニュース