森保監督　27日の韓国戦へ「勝って、優勝で締めくくることを目標に戦いたい」

＜日本代表練習＞練習前の円陣で笑顔をみせる森保監督（中央）（撮影・椎名　航）
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　27日に優勝を懸けてE―1選手権最後の韓国戦に臨む森保一監督（53）が26日、練習前に囲み取材に応じた。

　「まずは韓国に勝って、優勝で締めくくることを目標に戦いたい」と指揮官。先発メンバーについては「（初戦の）香港戦を基準に何カ所か変えていくという考え方でいきたい」と24日の中国戦に長時間出場した選手の疲労を考慮する方針を示した。

　韓国は2連勝で首位に立つ。「非常に身体能力も技術も高い選手が集まっている。チームとしてもインテンシティーが高く、戦術的にもハイレベルな戦いをしてくるチーム」と分析。その上で「我々も1戦目、2戦目よりもさらに戦術浸透が良くなっている。チームの戦い方を踏まえて個々の良さを最大限発揮できれば、勝つ確率を上げられる」と見据えた。

　国内組にとってはW杯カタール大会に向けたラストアピールの場となる。W杯前に国内で行う試合も最後。「これまでやってきたことを思い浮かべながら思い切って試合に臨みたい。選手が思いきって戦ってくれるように環境作りをしていきたい」と力を込めた。