なでしこ　E―1選手権連覇！主将の清水「苦しい時間帯も失点しない力ついた」

E―1選手権（女子）   日本0ー0中国 （ 2022年7月26日    カシマ ）

MVPに輝きトロフィーを手に笑顔を見せる清水（右端）（撮影・白鳥　佳樹）
Photo By スポニチ

　FIFAランキング13位の女子日本代表「なでしこジャパン」は26日、第3戦で同16位の中国に0―0で引き分け、2勝1分けの勝ち点7で優勝を決めた。前回19年大会に続いて2連覇を達成。昨年10月に就任した池田太監督（51）は同代表での初タイトルとなった。

　主将の清水梨紗（26＝日テレ東京V）は「勝てたら最高だったんですけど、引き分けでも優勝できてすごい嬉しいです。苦しい時間帯も失点をしないっていうのは力がついたと思っていて、こうやってタイトルにつなげるっていうことが今回一番収穫になったところじゃないかなと思います」と大会を振り返った。

　MF中嶋とDF林香を初招集し、出場試合数の少ない千葉らを積極的に起用した。池田監督は「いろいろな組み合わせや新しく（代表に）入ってきた選手を見られれば」と意図を説明。決定力不足やインテンシティーなど課題はまだ多いが、「育てながら勝つ」を実践し、目指していた優勝をチーム一丸でもぎ取った。