×

オーストラリア快勝 同一大会W杯予選最多の11連勝、12日の日本戦に弾み

[ 2021年10月9日 05:30 ]

W杯アジア最終予選B組   オーストラリア3―1オマーン ( 2021年10月7日    カタール・ドーハ )

<オーストラリア・オマーン>3ー1でオマーンに快勝したオーストラリア代表(AP)
Photo By AP

 オーストラリアがオマーンに3―1で快勝し、同一大会のW杯予選最多連勝記録を更新して12日の日本戦に弾みを付けた。8戦全勝の2次予選に続き、最終予選3試合を加えて11連勝。10連勝で並んでいたメキシコ(06年・ドイツ大会)、スペイン(10年・南アフリカ大会)、ドイツ(18年・ロシア大会)をかわす堂々の世界新だ。

 「いかに素晴らしい偉業なのか、いつか振り返ることになるだろう。特に10試合が“敵地”だから。でも、今は日本に向かって日本戦に備えることだけを考えている。そして12(連勝)にするんだ」

 アーノルド監督は満足感を漂わせながら日本戦を見据えた。新型コロナウイルスに関する政府の厳しい入国規制で、ホーム戦の中東開催という難しい環境の中で白星を重ねてきた。この日もカタールのドーハを“ホーム”にオマーンを破った。

 1―1で前半を折り返し「ハーフタイムに選手を落ち着かせ、後半はボールをキープして相手を動かすよう集中した」と振り返った指揮官は広島でプレーし、仙台で監督経験もある。C大阪のタガートが先発し、J2岡山のデュークが途中出場でダメ押し弾と日本に縁もあるが、大半の選手は欧州が拠点。強いフィジカルを備え、パスワークも可能な選手をそろえる。崖っ縁の日本にとって難敵となることは間違いない。

続きを表示

2021年10月9日のニュース