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浦和ロドリゲス監督「チームの中に戦うDNAが出来つつある」、29日湘南戦で4年ぶり4連勝に照準!

[ 2021年8月27日 15:07 ]

浦和・ロドリゲス監督
Photo By スポニチ

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)が27日、17年4月以来4年ぶりの4連勝を懸けるアウェー湘南戦に向けて、オンライン取材に応じた。今夏はDF酒井、ショルツ、MF江坂、平野、FW木下と5人の補強に成功し、既に全員がデビュー済み。新たなパワーを加え、東京五輪後の公式戦は4勝1敗けとチームの成績も上昇カーブを描いている。

 「このチームの中に戦うDNAが出来つつある。選手のレベル、質も高い。私が好むスタイルでなくても戦えている。プレスがかからず、ボールを支配されても持ちこたえる精神力があり、少ないチャンスでも決定力を見せている。良い内容でプレーしても勝利をしないと内容の価値は下がる。5チームが3位争いをしており、今、大事なのは勝ち続けること」と話す。

 25日の広島戦(1―0)では3バック布陣を採用するなど戦術、戦い方の選択肢も確実に増えている。「広島はマンツーマン気味の強いプレスが来るので縦へのプレーを心がけました。見ていて美しい試合ではなかったが、広島のプレスを考えるともっとも効果的だった。新しい選手が加入することでオプションは増えました。勝つための武器は増やしていきたいと思ってます」と話した。

 今季の対湘南はルヴァン杯も含め、2分け1敗。特に6月20日の対戦ではエントリー手続に不備があったため現状では0―3の結果となっている。試合内容もFWユンカーが2得点と爆発するも終盤に逆転を許す展開となった。3位争いへ、負けられない一戦。「(湘南は)ボールを持てば縦に速く、ペナルティーエリア内に人数をかけてくる。毎回、難しい試合になるが、今回は勝利を目指したい」と力を込めた。

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2021年8月27日のニュース