森保J いきなり苦戦必至　初戦オマーンは準備万端　第2戦中国戦は酷暑

W杯カタール大会アジア最終予選メンバー発表

日本代表の森保監督
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　やはり最終予選はイバラの道だ。日本代表が9月2日、初戦で対戦するオマーンは約1カ月間の欧州合宿を経て乗り込んでくる。招集から練習3日間で初戦を迎える森保ジャパンと調整面での差は明白だ。森保監督は「情報よりも戦術も上積みしてくると思う」と警戒した。

　さらに20年1月からオマーンを指揮するイバンコビッチ監督は98年W杯でクロアチア代表コーチ、05年にはイラン代表監督としてW杯最終予選で日本を倒した経歴を持つ。

　カタール開催の中国戦（同7日）も試練は多い。既にカタール入りした中国に対し、日本は同3日にチャーター便で移動。気温も40度の酷暑が待つ。ドーハの悲劇を経験した森保監督は因縁の地での中国戦へ「国籍取得選手も4人という情報がある。厳しい戦いになるが、最善の準備をしたい」。

　98年W杯の最終予選以後、同初戦を落とし、W杯切符を得たのは前回の日本だけと重要なシリーズ。新型コロナの影響で制限の多い生活も続く中、最終予選は初戦から「ヤマ場」を迎える。