古巣・湘南復帰のMF杉岡大暉「貪欲にやりたい」　移籍は即断即決

杉岡大暉（2019年撮影）
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　鹿島から期限付き移籍で古巣湘南に復帰したMF杉岡大暉（22）が13日、オンラインで取材に応じた。1年半ぶりの復帰で11日から練習に合流しているが、「選手は半分ぐらいしか知らなくて、緊張して練習に入った。でも、コーチは知っている人が多く、いつも通りにやれた。鹿島で中々試合に出られない状況の中で湘南からオファーをもらい、試合に出たいという思いがあった。自分の良さを出せるのは湘南なので決めた」と話をもらって2日で決める即断即決だったという。

　湘南の試合もよく見ていて「最近はロスタイムでやられて負けている試合多くて失点しているが、粘り強く戦って失点も少ない印象がある」と、イメージはできている。鹿島では出場機会に恵まれないこともあったが「状況を受け止めて、練習はまじめにやっていたし、メンバーに入れなくてもくさらずにやっていた。いい経験だったと言えるようにしたい」と切り換えた。

　ただ、湘南も定位置だった左サイドにはMF高橋諒（28）やMF畑大雅（19）がいる。「移籍してきたからと行って試合に出られるとは思っていない。貪欲にやりたい」とCBなどにも積極的に取り組む構えで、成長した姿を見せる。