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メッシ契約金に暗号資産 パリSG「ファントークン」で一部支払う、相当な額

[ 2021年8月13日 05:30 ]

パリSG入りしたメッシ(AP)
Photo By AP

 パリ・サンジェルマン(SG)は12日、入団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の契約金の一部を暗号資産で支払ったと発表した。2500万~3000万ユーロ(約32億5000万~39億円)と報道されている契約金に、パリSGのファントークンが「相当な額」含まれており、「世界で最初の注目される契約」としている。

 ファントークンは、保有者がクラブの小規模な決定に対して投票が可能となる暗号資産の一種。ビットコインなどと同様に、取引所で売買されている。18年に発行されたパリSGのファントークンは、メッシの移籍が報じられた後には取引総額が12億ドル(約1320億円)を超え、一時130%まで値上がりした。自らのプレーでクラブの価値を高めることで、給料もアップする新たな契約の仕組みだ。メッシはこの日、初練習を行った。

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2021年8月13日のニュース