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健勇 横浜移籍後初先発初ゴール、3戦目で先制ヘッド チーム10戦不敗呼ぶ

[ 2021年8月13日 05:30 ]

明治安田生命J1第18節   横浜2―0名古屋 ( 2021年8月12日    ニッパツ )

<横浜・名古屋>前半13分、杉本がゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
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 明治安田生命Jリーグは12日、未消化だった第18節の1試合が行われ、横浜が名古屋に2―0で勝利した。前半13分、先月浦和から期限付き移籍で加入したFW杉本健勇(28)が、移籍後初先発で移籍後初ゴール。チームは2試合ぶりの勝利でリーグ10戦無敗とした。

 初先発の杉本が先制点を挙げた。前半13分のFKのこぼれ球。ティーラトンが上げたクロスを頭で右隅に押し込んだ。浦和での4月以来、4カ月ぶりの先発。「久々のチャンスが来たのでやってやろうという気持ちだった」。この試合がJ1通算250試合目。加入後3試合目でまず一つ、結果を残した。

 横浜では今夏、チーム最多のリーグ12得点を挙げたFWオナイウがフランス2部トゥールーズに移籍。新たな得点源として杉本に白羽の矢を立てた。リーグ34試合22得点のC大阪時代の17年に代表に初選出された杉本は、「復活してもう一回代表にも戻りたい」との思いも胸に加入した。

 献身的な守備に加え短期間で連係も大きく向上させた。PKで3試合連続得点を決めたマルコス・ジュニオールと一緒に「かめはめ波」のパフォーマンスをするなどプレー以外の息もぴったり。「たった1試合勝って、たった1ゴール決めただけ。継続していけるようにしたい」と力を込めた。

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