東京五輪“予行”でDFライン息ぴったり　6戦連続完封＆板倉が代表初ゴール

カタールW杯アジア予選F組   日本10ー０ミャンマー （ 2021年5月28日    フクアリ ）

＜日本・ミャンマー＞後半45分、板倉がゴールを決める（撮影・篠原岳夫）
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　東京五輪の“予行演習”で、DFラインが万全な調整ぶりを見せた。右膝の違和感でベンチ外となったDF冨安に代わり、センターバックに入ったDF板倉が五輪世代で唯一の先発出場。オーバーエージ（OA）枠で選出されたDF吉田、酒井とともに最終ラインを形成し、攻守に躍動した。後半46分にセットプレーから頭で代表初ゴールを挙げ、「素直にうれしい。引き締まったゲームで得点も取ることができて、勝てて良かったです」と破顔した。

　OA枠の2人も貫禄を示した。0―0の前半8分に吉田の縦パスを起点にMF南野が先制ゴール。2―0の前半30分には酒井がボックス内で倒され、3点目につながるPKを獲得するなど、五輪代表で期待される守備だけでなく攻撃でも貢献。吉田と組んだ板倉は「横にいて安心感も感じる。どっしりとセンターバックでも構えている」と信頼感を寄せる一方、先発争いではライバルでもあるだけに「自分はそこに割っていかないといけない。結果を出していければ」と力を込めた。