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会場外でミャンマー政権に抗議活動「チームとして認めることはできない」

[ 2021年5月29日 05:30 ]

カタールW杯アジア予選F組   ミャンマー0―10日本 ( 2021年5月28日    フクアリ )

<日本・ミャンマー>フクダ電子アリーナに入るミャンマー代表のバスに抗議行動をする人たち(撮影・篠原岳夫)
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 軍事クーデターに揺れるミャンマーの代表チームには試合前の国歌斉唱時、独裁への抵抗を示す3本指を掲げる控え選手もいた。

 会場外には在日ミャンマー人約80人が集結。「Revolution Tokyo Myanmar―R.T.M」の代表を務めるティリ・ティサーさん(30)は「軍事政権下で組まれているチームなので、ミャンマー代表チームとして認めることはできない」と話し、メッセージ入りの旗や集合写真に赤いバツ印が書かれた写真などを手に持ち、軍事政権に抗議した。

 政治的混乱の影響からか招集を辞退した選手もいたというが、試合後のヘイ監督は「自分たちは、良いサッカーをすることに集中しました」と話した。

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2021年5月29日のニュース