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Rマドリード MFアザール復帰戦でまた負傷…今季4度目の離脱もジダン監督「辛抱強く待つ」

[ 2021年3月16日 06:00 ]

Rマドリードのジダン監督(AP)
Photo By AP

 スペイン1部レアル・マドリードのジダン監督が15日、アタランタ(イタリア1部)との欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦の前日会見に出席。約1カ月半ぶりに復帰したベルギー代表MFエデン・アザール(30)について「彼は我々と一緒にいるだけの状態にはない。近く何らかの発表をすることになるが、それ以上のことは言えない」と、この試合で起用出来ないことを報告。詳しい内容は明かさなかったが復帰後1試合で再び戦線離脱することになった。

 アザールは前節エルチェ戦(〇2―1)の後半30分から途中出場。公式戦8試合ぶりの出場となったが、この試合で再び負傷したもよう。クラブ公式サイトは15日にアザールが検査を受け「右足腸腰筋の負傷が発覚した」と発表。これで今季4度目の離脱となった。

 ジダン監督は「我々は彼のことを助けたいし、早く我々と一緒にいてほしいと願っている。ファンに対しては彼のことを待っていてほしいとお願いする。彼がどんな選手なのかということを我々は分かっていて、ファンは監督やクラブ、チームメートと同様に彼のことを見たいと願っている。辛抱強く待つ」と負傷したアザールをねぎらいつつ、サポーターやメディアに対し“温かい目で見守ってほしい”と呼び掛けた。

 アタランタとの第1戦は敵地で1―0と先勝。アドバンテージを持ってホームでの第2戦に臨むことになるが「ゼロから始める。第2戦が難しいものになると分かっている。まだ何も決まっていないし、勝ち抜けるためには改めてたくさんのことをしなければならない。我々は素晴らしい試合をしたいと思っているが、第1戦の結果があるからといって楽観視することはできない」と気を引き締め直していた。

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2021年3月16日のニュース