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本田圭佑「元々のスタイルに戻していく可能性がある」 ボランチより攻撃的な位置で勝負へ

[ 2021年3月16日 19:49 ]

本田圭佑
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 元サッカー日本代表MF本田圭佑(34)が16日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「本田圭佑『NowVoice』」にアゼルバイジャンからリモート出演。ようやく新天地が決まったことについて思いを吐露した。

 本田はアゼルバイジャン1部で首都バクーを本拠とする強豪ネフチと15日に契約。この日のラジオは正式発表前の日本時間14日午後2時から収録されたもので、番組アシスタントを務める同局の東島衣里アナウンサー(30)から「背景が変わりました!」と指摘されると、まずはうれしそうに笑い声を立てた。

 そして、事前からネフチ入りの報道が続いていたことから「もうみんな知ってますもんね」とした上で「土曜日にアゼルバイジャンに到着して、今こちらが日曜日。だいぶ寒いですね、こっちは。きのう着いた時には4度。体は全然大丈夫なんですけど、それ以上に毎回やっぱりワクワクするんで。ある意味ようやく次のステージに来れたなっていう安どと言いますか、ちょっと気は引き締めていこうかなっていう新たな決意を自分の中に誓っているようなタイミングですね。自分の中で色々なことを消化し始めて、また新しい戦略を練り始めています」と新天地が決まった心境を口にした。

 1月にブラジル1部ボタフォゴを退団した本田は一度はポルトガル1部ポルティモネンセへの移籍が決まりながら登録が間に合わずに破談した。「危機感も当然ながらあるのでしっかりここでもう一度大きな結果、成果を出したいなというふうに本当に自分の中では自分にハッパをかけてやってこうって決めてます」。到着時に早朝5時にも関わらず空港で出迎えてくれた20人ほどのネフチサポーターからは「『コロナで20人しか来れなかったけど、本当だったら数百人来てる』みたいなこと言ってくれた」と期待の大きさはひしひしと感じているようだった。

 また、契約期間は今季終了まで。「実質5月末までなんで2カ月半ぐらいの滞在になる可能性がある。その中でチームのサポートをどこまでできるかっていうところの新しい短期間の挑戦ですよね」と話す。海外挑戦はオランダのVVVフェンロを皮切りに7カ国、8チーム目。「今のところ求められているのはボタフォゴで挑戦していたボランチとかバランス的なポジションでというよりはもう少し攻撃的なところで力を貸してくれないかというニュアンスだったので、僕の頭の中もちょっと切り替えをする必要があるなと思っていて」としながらも「ある程度そのへんは自分の中で整理はついているんでもう少し攻撃のタスク、元々のスタイルに戻していく可能性があるかな」と意気込んでいた。

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