×

Cロナ 正真正銘ペレ超え770点!前半だけでハット 王様の通算「767」一気更新

[ 2021年3月16日 05:30 ]

セリエA   ユベントス3―1カリャリ ( 2021年3月14日 )

ハットトリックを達成し喜ぶC・ロナウド(AP)
Photo By AP

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)が2度目の“王様超え”を果たした。3―1で制した14日のカリャリ戦で3得点して公式戦通算得点を770とした。1月に元ブラジル代表FWペレ(80)の757得点を超えたと報じられていたが、算出法が異なる767得点の記録も更新。ペレ氏からも祝福を受けた。

 節目の一撃は豪快なヘディングで決めた。開始10分の右CKでロナウドは相手選手に競り勝ち、代表戦も含めて公式戦768得点。ペレの記録を超えると、自ら偉業を祝うかのように前半だけでハットトリックを達成し、サッカー界の王様に3点差をつけた。

 9日に欧州CL決勝トーナメント1回戦で敗退。致命傷となった相手FK弾では、壁を築いた際に広げた両足の間を抜かれ、批判された。見返すかのような活躍にインスタグラムで「ペレの偉業を聞くことなく育った選手は世界にいない。ペレの記録を超え、喜びと誇りに満たされている」と心境をつづった。

 ペレの公式戦通算得点は757が通説だったが、サンパウロ州選抜などの数字を加えると767だったという。1月に「超えた」とされた記録を今度は本当に抜き、ペレ氏も祝福。インスタグラムで一緒に写った写真を掲載し「君のプレーが楽しみ。私の記録を破っておめでとう」とねぎらった。

 同じ1月には1930~50年代にチェコスロバキアなどで活躍したヨゼフ・ビツァンの世界最多得点759を更新したとも報じられた。チェコ協会はその後、正確な記録は2部リーグの数字を加えた821得点と主張。だが、王様の記録を2度更新したロナウドにとってはこちらの記録更新も時間の問題と言えそうだ。

続きを表示

2021年3月16日のニュース