J2得点王ウタカがチーム合流　目標は昨年上回る22得点以上　京都12年ぶりのJ1昇格へ決意

京都のウタカ

　昨年J2得点王の京都FWピーター・ウタカ（36）が12日、チームに合流した。1月中旬に無症状だったが新型コロナに感染して沖縄キャンプには参加できず。だが、「隔離中もチョウ貴裁監督とは英語でコミュニケーションを取っていた。パッションのある方だ。チームの練習試合も見たよ。頭のトレーニングはしてきた」と早期のフィットに自信を見せた。

　豊富な運動量をベースにするチョウ貴裁監督からはボールを失った後の守備を求められているというが、やはり最大の魅力は決定力だ。昨季は22得点。そして今季は「自分自身の成長のために毎シーズン、前年度よりも得点を取りたいと思っている。必然的に22ゴール以上になるね」と不敵な笑みを浮かべた。

　昨年、J2町田から年俸1億円近い大型オファーが届きながら男気残留。「チームの目標は言わなくても分かるよね？」。エースの目は12年ぶりの昇格だけを見据えている。