J2京都・チョウ貴裁監督、サポーターに「躍動した姿を見せたい」　14日練習試合を心待ち

　J2京都のチョウ貴裁監督（52）が、14日の練習試合J3鳥取戦（サンガS）を心待ちにした。同戦は新型コロナで開催を見送った20年ファン感謝デーの代替イベントとして位置付けられ、ファンクラブ会員やスポンサー限定で行われる。

　「キャンプで積み上げてきたこと、今季のチームが目指していくものをサポーターの前で見てもらう。戦術があからさまになって不利になるという声も聞こえるが何を目指し、何をしているかが生感覚で伝わる方が良い。そういう機会をクラブが用意してくれた。躍動した姿を見せたい」

　沖縄キャンプでは札幌に3―3（45分×3本）、FW東京に6―2（45分×4本）とJ1勢相手に互角以上の結果と内容。沖縄SV戦を含めて計3試合16得点を奪うなどベテランに若手、新戦力の誰が出場しても攻撃的なサッカーを展開する姿勢を示した。

　また、この日は東城陽市内の練習場で公開トレーニングを実施。1月中旬に新型コロナに感染して沖縄キャンプに参加していなかった昨季J2得点王の元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカも初合流を果たした。