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浦和・ロドリゲス監督 MF柏木の規律違反に失望「受け入れることはできない」

[ 2021年2月12日 14:29 ]

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督(46)が12日、オンライン取材に応じ、新型コロナ禍による厳戒態勢下の沖縄で7日まで実施したキャンプ中にクラブが禁じていた外食に出かけるなど、昨年から規律違反が続いた元日本代表MF柏木陽介(33)に対し、厳しい姿勢を見せた。

 「彼の振るまいは受け入れることができない。今はチーム作りをしているところ。団結していかなくてはいけない中で残念。繰り返し、このような振る舞い、行動をしてしまった選手がいるということについて、クラブにも疲れを感じている人がいる」と話した。まだ処分の詳細は決定していないが、既にクラブ側にも考えを伝えたという。

 柏木は4日午後4~6時頃、クラブ側が感染対策から近隣のコンビニ以外への外出を禁じていた中、FW杉本健勇(28)とともに飲食店に出かけた。クラブ側は5日に事態を把握し、罰金と厳重注意が科され、6日から練習を離れていた。特に昨年から規律違反が続いている柏木の今後の練習参加などは未定となっている。

 一方、杉本に対しては「罰金と厳重注意」が科され、10日から練習には復帰したという。ロドリゲス監督は杉本と話し合ったことを明かし「失望したと伝えた。彼は反省していた。復帰するにあたってチームメート、監督、スタッフには借りがあると話しました。今後の行動で信頼を勝ち取って欲しい。このようなことを繰り返せば受け入れることは出来なくなると伝えた」と振り返った。 

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2021年2月12日のニュース