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混戦J2、昇格争い決着!徳島7年ぶり、福岡5年ぶりJ1復帰 長崎は一歩及ばず

[ 2020年12月16日 21:02 ]

<愛媛・福岡>J1昇格を決め喜ぶアビスパイレブン(撮影・岡田 丈靖)
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 明治安田生命J2第41節が16日、各地で行われ、勝ち点81で首位の徳島がホームで大宮を1―0で下し、7年ぶりのJ1昇格を決めた。また、勝ち点78で2位の福岡もアウェーで愛媛に2―0で勝利し、勝ち点76で3位の長崎がホームで甲府と1―1で引き分けたため、自動昇格圏の2位以上が確定。5年ぶりのJ1切符を手にした。

 徳島のリカルド・ロドリゲス監督(46)は就任4年目での悲願成就。度重なる主力の流出を乗り越え、主将のMF岩尾憲(32)を中心にチームが結束し、今季は一度も連敗を喫しない安定した戦いぶりを披露。J1参入プレーオフ決勝に進出しながらも昇格を逃した昨季の悔しさを晴らした。

 福岡の長谷部茂利監督(49)は就任1年目でチームを昇格へ導いた。今季はセンターバックの上島拓巳(23)、ドウグラス・グローリ(31)を中心とした堅守が光り、第40節終了時点でリーグ最少の29失点。9~10月にかけての12連勝で一時首位に立つなど、爆発力も見せた。

 3年ぶりの昇格を目指した手倉森誠監督(53)率いる長崎は、惜しくも3位が確定。開幕9戦無敗で序盤のリーグ戦をけん引したが、9月に8戦勝ちなしと失速。FWエジガル・ジュニオ(29)らを補強して終盤に怒とうの追い上げを見せたが、あと一歩及ばなかった。

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