×

大分 最後の精度に課題…片野坂監督「簡単にこじ開けさせてくれない」

[ 2020年9月6日 05:30 ]

明治安田生命J1第14節   大分0―1FC東京 ( 2020年9月5日    昭和電ド )

<大分・FC東京>右サイドから攻めるMF松本
Photo By スポニチ

 2日にカップ戦を戦った中2日のFC東京相手に押し気味に進めていた大分だが、ワンチャンスを決められたことが重くのしかかった。前半29分。CKの流れから、相手MF安部が左足でシュート。これがDFに当たり、方向が変わる不運な形で先制を許した。

 なかなかチャンスをつくれない中で、片野坂監督は後半開始同時にFW2枚変え。投入された三平が後半4分にゴール前でシュートを放ったが正面をついた。後半21分の決定機では先発出場のMF松本がシュートも、枠を捉えきれず。「ああいうところで落ち着いていければ」と反省。チームとして最後の精度に課題が残り、「いかに得点を取るかにフォーカスしたい。もっと大胆にやってもいいのかな」と話した。

 昨年連敗した相手に雪辱を誓った一戦。ボールを持つ時間が増えるなど、ある程度の手応えはあったが、「簡単にこじ開けさせてくれない厳しさがあった」と片野坂監督。疲労面では大分が有利のはずだったが、生かせず。「連戦の中でハードワークする姿勢、勝ち点を取る姿勢は見習わないといけない」と唇をかんだ。

続きを表示

2020年9月6日のニュース