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バルサ アビダルSDとの契約を解消

[ 2020年8月18日 23:47 ]

 スペイン1部バルセロナは18日、スポーツディレクター(SD)のエリック・アビダル氏(40)との契約を双方合意の上で解消すると発表した。後任は未定。

 バルセロナは14日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2―8で敗戦。大会ワーストタイの8失点という歴史的大敗を受けて、18日にキケ・セティエン監督(61)の退任も発表。地元メディアによると、1月に解任したエルネスト・バルベルデ前監督(56)の後任として、セティエン氏を推したのがアビダルSDだったという。クラブは公式リリースに「アビダルのプロフェッショナル性、コミットメント、献身、常にバルサファミリーを形成する全員に向けて示してくれた前向きで近しい姿勢に対して、公に感謝する」と記したが、セティエン監督退任の公式リリースには同様の感謝の言葉はなかった。

 元フランス代表DFのアビダル氏は昨年6月に古巣のスポーツディレクターに就任。1月に地元紙スポルトのインタビューで、解任されたバルベルデ前監督の下では「多くの選手が不満を持ち、ハードワークしていなかった」と発言。それに対してFWリオネル・メッシ(33)がSNSで「選手と同様に、フロントも責任を負うべきだ。もし選手について話すなら名指しすべきで、噂を助長するような発言はすべきじゃない」と批判し、騒動に発展した。

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2020年8月18日のニュース