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今秋W杯アジア2次予選再延期 日本代表の4試合は年明けに 今年の国際Aマッチ開催ゼロ濃厚

[ 2020年8月13日 05:30 ]

サッカー日本代表・森保監督
Photo By スポニチ

 アジア連盟(AFC)は12日、各国の新型コロナウイルス感染状況を考慮し、10、11月に開催を予定していたW杯カタール大会アジア2次予選を来年に延長すると発表した。代替日は改めて発表する。

 W杯カタール大会アジア2次予選は昨年9月からスタート。F組の日本は4戦4勝の勝ち点12で首位に立っている。10、11月には残る4試合、ミャンマー、タジキスタン、キルギスとのホーム戦、モンゴルとのアウェー戦が組まれていた。

 AFCは3月に新型コロナの感染拡大を受けて、3月と6月の2次予選の延期を発表。6月には延期された試合を10、11月に組み込み、来年3月に同最終予選の開始を目指す方針を示していたが、再び延期となった。

 日本にとって今年の初戦となる予定だった2次予選が来年に再延期され、今年は代表戦がゼロとなることが濃厚となった。日本代表の国際Aマッチが一試合も開催されないのは1957年以来となる。

 森保監督が兼任する東京五輪世代のU―23日本代表の活動も1月の同アジア選手権(タイ)を最後に活動を行えていない。指揮官はJリーグの視察を精力的に続け、日本協会の新拠点である千葉県の夢フィールドで調整する帰国中の海外組ともコミュニケーションを図るなどしているが、先の見えない状況は続く。

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2020年8月13日のニュース