柏・ネルシーニョ監督　ルヴァン杯湘南戦でターンオーバー示唆「底上げを図る上で大事な一戦」

柏のネルシーニョ監督
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　J1柏のネルシーニョ監督（70）が、ターンオーバーで戦力の底上げを図る。チームは3日、5日のルヴァン杯湘南戦（三協F柏）に向けて非公開調整。練習後、オンラインで取材対応した指揮官は「チームとしての底上げを図る上で大事な一戦になる」と、リーグ戦からのターンオーバーを示唆した。

　8月はルヴァン杯も含め、1カ月間で8試合をこなす過密日程とななる。すべてナイターゲームとはいえ、暑さの中での連戦は選手の体力をも奪う。今週末はアウェー横浜戦も控えるだけに、ネルシーニョ監督は「どれだけリカバリーできているか、しっかり精査した上で（選手起用を）判断したい」と説明した。

　これまでも、指揮官は「総力戦」をチームに伝えてきた。リーグ再開後の3連敗中は毎試合、先発メンバーを入れ替え。しかし、先月18日のホーム湘南戦で勝利すると、結果を残したメンバーを基本線に起用してきた。アピールした者が試合に出られるが、また逆もしかりだ。「総力戦の姿勢は変わらない」。戦力アップのためとプラスに捉え、夏場の連戦を乗り越える。