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古巣相手に存在感 久保建英にチーム最高評価「バルサを困らせる唯一の存在だった」

[ 2020年6月14日 22:29 ]

スペイン1部リーグ・第28節   マジョルカ0―4バルセロナ ( 2020年6月13日    パルマデマジョルカ )

バルセロナ戦でプレーするマジョルカのMF久保建英(AP)
Photo By AP

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(19)が、地元メディアで高い評価を受けた。

 13日、リーグ再開初戦となったホームのバルセロナ戦にフル出場。前半22分には右サイドから切り込んでミドルシュート、同32分には直接FKで低いシュートを放ったが、ともにドイツ代表GKテアステーゲンの好セーブに阻まれた。下部組織時代に在籍した”古巣”を相手に得点には絡めなかったものの、チーム最多の4本のシュートを放つなど存在感をしめした。

 マドリード系の地元紙アス、マルカともにチーム唯一の2点(3点満点)を付け、アス紙は「久保がバルサを困らせる唯一の存在だった」と評価。マルカ紙は「久保はマジョルカで最高の選手で、起点、アシスト、フィニッシュと危険なプレー全てに絡んだ」と評した。

 また、バルセロナ系のスポルト紙は「バルセロナのGKテアステーゲンの神懸かり的なセーブで、久保のフィエスタ(お祭り)は台無しにされた」と報道。同ムンド・デポルティボ紙は、「(昨年12月の)カンプ・ノウでの試合と同様に、マジョルカで最良の選手だった」と称えた一方で、久保を「反逆児」と表現し「バルサに戻らなかったことを理解するのは難しい」と昨夏に宿敵レアル・マドリードに加入したことを改めて嘆いた。

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2020年6月14日のニュース