Eフランクフルト、長谷部＆鎌田が先発出場もバーゼル相手に完敗

欧州リーグ　決勝T2回戦第1戦   Eフランクフルト0-3バーゼル （ 2020年3月12日 ）

バーゼル戦で競り合うEフランクフルトの長谷部（左）
Photo By 共同

　欧州リーグは12日、各地でベスト16による決勝トーナメント2回戦の第1戦が行われ、DF長谷部誠とMF鎌田大地のEフランクフルト（ドイツ）はホームでバーゼル（スイス）に0―3で敗れた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて無観客で行われ、19日の第2戦もバーゼルで実施できず、フランクフルトで観客を入れずに開催する予定。またインテル・ミラノ（イタリア）―ヘタフェ（スペイン）など2試合が延期された。

　Eフランクフルトは長谷部が守備的MF、鎌田が前線の右サイドで先発したが、攻守ともちぐはぐさが目立った。後半28分まで出場した長谷部は「欧州リーグの方が（国内リーグより）スタジアムの雰囲気がいい」と話していたが、観客のいない本拠地では普段の力を発揮できなかった。チームは序盤から単純なパスミスもあり、テンポが上がらない。「大事にしている大会」と意気込んでいた鎌田もスペースをつくる動きなどを見せたが周囲とかみ合わず、自慢のサイド攻撃が不発。後半33分で退いた。