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セリエA サンプドリアで新たに4選手感染、フィオレンティナでも 欧州カップ戦、各国リーグの状況は

[ 2020年3月14日 19:48 ]

 サッカーのイタリア・セリエAで日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアは13日、新たに4選手が新型コロナウイルス検査で陽性と診断されたと発表した。

 感染したのはDFコリー、MFエクダル、FWラグミナ、MFトルスビーの4人。12日に発表されたFWガッビアディーニと合わせて、サンプドリアの感染者は5人になった。

 また、フィオレンティナは13日にFWブラホビッチ、14日にFWクトローネとDFペッセッラの感染を発表。11日にはユベントスのDFルガニも感染しており、これでセリエA選手の感染は計9人となった。

 14日時点で欧州のカップ戦、主要リーグの主な状況は以下の通り。

 ▼欧州チャンピオンズリーグ(CL):決勝トーナメント1回戦第2戦で17日のユベントス―リヨン、マンチェスター・シティー―レアル・マドリード、18日のバルセロナ―ナポリ、バイエルン・ミュンヘン―チェルシーを延期。代替日は未定。
 ▼欧州リーグ:決勝トーナメント2回戦第2戦で19日の8試合を延期。
 ▼イングランド・プレミアリーグ:13日に4月3日までの全試合延期を発表。
 ・12日までにレスターの数選手が感染が疑われる症状が出たため隔離。
 ・12日にアーセナルのアルテタ監督が感染。
 ・12日にチェルシーのFWハドソンオドイが感染。
 ▼ドイツ1、2部リーグ:13日午前に、17日~4月2日の全試合を中止とする方針を発表。13~16日の試合は無観客で開催予定だったが、一転して13日午後に中止を決定。
 ・ドイツ2部ハノーバーのDFヒュベルスが11日に、DFホルンが12日に感染。12日からMF原口元気ら全選手が14日間の隔離。
 ・13日にドイツ1部パーダーボルンのDFキリアンが感染。
 ▼スペイン1、2部リーグ:12日に全試合を少なくとも2週間中止すると発表。
 ・12日にレアル・マドリードのバスケットボールチーム選手の感染が判明し、同じ練習施設を使用するジダン監督率いるサッカーチームも活動停止。選手、スタッフは15日間の隔離。
 ・13日にバルセロナはトップチームの活動を当面停止すると発表。
 ▼イタリア・セリエA:9日に4月3日まで全試合中止が決定。
 ・11日にユベントスのDFルガニが感染。
 ・12日にサンプドリアのFWガッビアディーニが感染。13日には同僚のDFコリー、MFエクダル、FWラグミナ、MFトルスビーの4選手が感染。
 ・13日にフィオレンティナのFWブラホビッチ、14日にFWクトローネとDFペッセッラが感染。
 ▼フランス1、2部リーグ:13日に全試合を中止すると発表。再開時期は未定。
 ・13日にフランス2部トロワがトップチーム選手1人の感染を発表。地元メディアは韓国代表FW石鉉俊(ソクヒョンジュン)と報道。
 ▼オランダ1部リーグ:12日に3月中の全試合を中止すると発表。
 ▼ベルギー1部リーグ:12日に4月3日まで全試合を中止すると発表。
 ▼ポルトガル1部リーグ:12日に全試合を中止すると発表。再開時期は未定。

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2020年3月14日のニュース