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ボローニャDF冨安、1カ月半ぶり復帰!加入後初CB起用で攻守に奮闘

[ 2019年11月24日 22:40 ]

イタリア・セリエA第13節   ボローニャ2―2パルマ ( 2019年11月23日    ボローニャ )

冨安健洋
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 10月に左太もも裏を痛めて離脱していたセリエA・ボローニャの日本代表DF冨安健洋(21)が24日のパルマ戦で約1カ月半ぶりに復帰を果たした。

 10月6日の第7節ラツィオ戦以来、6試合ぶりの出場。今季加入後初めて本職のセンターバックで先発し、後半39分までプレーした。

 そろって出場停止となったダニーロとバニのセンターバック2人の穴を埋める形で、冷静に最終ラインを統率。前半19分に相手速攻からのシュートをブロックするなどゴール前で体を張ったが、前半17分に相手ミドルシュートで先制点を許した。1―1で迎えた後半26分には相手の鋭いカウンターを止められず、勝ち越し点を奪われた。

 攻撃面でも左右両足から正確なパスを前線へ供給。後半23分にはボールを受けて前線までドリブルで攻め上がるアグレッシブなプレーを披露した。1―2の後半39分に交代。チームは後半アディショナルタイムに追いついて2―2で引き分けた。

 冨安は今夏にベルギー1部シントトロイデンからボローニャに加入。右サイドバックで開幕から7試合連続フル出場していたが、日本代表として出場した10月10日のW杯アジア2次予選モンゴル戦で左太ももを負傷。復帰まで30~40日と発表されていた。

 ▼冨安健洋(左脚がつり後半39分に自ら求めて交代)無理したらやれたけど、大事を取って交代させてもらった。(センターバックでコンビを組んだデンスビルと)ゼロに抑えようと話をしていたので満足いく結果ではないが、引き分けはポジティブにとらえたい。サイドバックでもセンターバックでも、攻撃的に前へボールを運ぶことが求められている。

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2019年11月24日のニュース