FC東京・森重　AT弾も陥落2位「残り3試合で優勝かかっている」　横浜と直接対決も

明治安田生命J1リーグ　第32節最終日   FC東京1－1湘南 （ 2019年11月23日    味スタ ）

後半アディショナルタイム、FC東京・森重が同点ゴールを決める
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　FC東京はなんとか引き分けに持ち込んだが、勝ち点1差で首位から陥落した。3カ月ぶりのホーム戦にやる気が空回り、その隙を突かれて失点した。先制されるのは9月14日の鹿島戦以来、約2カ月ぶり。元日本代表DF森重は「バタついてしまった。久々のホーム戦だけでなく、残り3試合で優勝がかかっているということも要因だと思う」と振り返った。

　0―1で敗色濃厚だった後半アディショナルタイム。森重が敗戦の危機を救った。「枠にいっていたので軌道を見ながら入ってくれと。自分の思いもそうだが、ファン、サポーターの思いがゴールにつながった」。ロングボールが前線に送られた瞬間、前方のスペースに入り、こぼれ球に合わせ右足を振り抜いた。狙い澄ました今季2点目だった。

　最終節に横浜との直接対決を残しており、2連勝で終えればリーグ優勝に手が届く。加入10年目のチーム最古参でもある森重は「天皇杯だけでは物足りないか」という問いに「もちろんです！」と即答し、会場を後にした。