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Jでまた誤審騒動…横浜の得点巡り中断9分、主審が「決められない」

[ 2019年7月14日 05:30 ]

明治安田生命J1第19節   横浜3―1浦和 ( 2019年7月13日    日産 )

後半16分、最終的に審判団が両監督を呼んで説明(撮影・篠原岳夫)
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 またもJ1で前代未聞の誤審騒動が勃発した。浦和はアウェー横浜戦に1―3で完敗したが、後半14分、横浜のMF仲川輝人(26)の得点を巡って約9分間も試合が中断し、判定が二転三転するドタバタ劇。松尾一主審(46)から「自分たちでは(判定が)決められない」という不可解な説明があったとされ、今後、物議を醸す事態となった。

 主審の口からは、信じられない言葉が発せられていた。試合後、浦和の選手からあまりに不可解な説明内容が明かされた。槙野が「(判定)自分では決められないという説明を受けた」と首をかしげ、岩波も「自分たちで判断できないと…どの立場で審判をやってるのか、疑問です」。不信感は明らかだった。
 問題のシーンは後半14分。横浜の2点目はオフサイドポジションにいた仲川から生まれた。微妙な得点に浦和側は抗議。審判団が協議し、一度は判定がオフサイドに覆ったが、さらに二転三転し、得点に。その間、試合は約9分間も中断された。槙野によれば副審も仲川もオフサイドを認めていたというが、判定は得点で決着した。

 ある選手によると、松尾主審からは「(判定は)運営が決めてるから」という発言もあったという。そもそもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が認められていない現在、何をもって判定が二転三転したのか、不可解。運営が誰を指すかは不明だが、判定に第三者が介入したとなれば、大問題だ。

 ダメ押しとなった後半41分のPKも、審判の判定は槙野のハンドだったというが、槙野は明らかに足でブロックしていた。槙野は「VARを導入するのであれば早急にした方がいいと思います」と危機感を募らせた。

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