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神戸6連敗 イニエスタ3試合ぶり復帰も勝てず…連敗脱出の答え「できれば僕も知りたい」

[ 2019年5月12日 18:43 ]

明治安田生命J1第11節   神戸0―1鹿島 ( 2019年5月12日    ノエスタ )

<神戸・鹿島>後半、鼻に詰め物をしながらプレーする神戸・イニエスタ(左) (撮影・後藤 大輝)  
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 神戸の主将を務める元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)が、6連敗という危機的状況から抜け出す術を問われ「その答えをできれば僕も知りたい」と苦しい胸の内を明かした。

 ホームに鹿島を迎えた一戦は、前半17分に先制されると、結果的にこれが決勝点に。コンディション不良が明け、後半23分から途中出場し3試合ぶりにピッチに立った背番号8だったが、決定機を作り出すには至らなかった。

 三木谷浩史会長が観戦に訪れた試合に敗れ、これで05年以来となる14年ぶりのリーグ6連敗。現状を打破するためにはどうすればいいかを問われたイニエスタは、思いをそのまま口にした。

 「その答えをできれば僕も知りたい。あわよくば。今、本当に精査するのが難しい状況なんですけど、サッカーというのは負け出すと、どんどん自信を失って、チャレンジする気持ちがなくなっていってしまい、今いるトンネルの中に行き着いてしまう」
 チームの先頭に立つ主将としてできること、そしてやろうとしていることは何なのか。

 「キャプテンであってもなくても、個人として、チームのポジティブなところを見て、選手たちを鼓舞することを心がけてやって来ているし、これからもやっていきたい。人生においても、ずっと勝っている時は全てが七色に見えるけど、難しい時にできることというのは、ずっと泣いているわけにはいかないということ。続けていくしかないと思います」

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