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神戸、リーグ戦6連敗…イニエスタ復帰も泥沼抜け出せず、鹿島に零敗

[ 2019年5月12日 15:56 ]

明治安田生命J1第11節   神戸0―1鹿島 ( 2019年5月12日    ノエスタ )

<神戸・鹿島>前半、シュートを放つも防がれる神戸・ビジャ(左)(撮影・後藤 大輝) 
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 明治安田生命J1第11節最終日の7試合が12日、各地で行われ、神戸はホームで鹿島に0―1で敗れてリーグ戦6連敗を喫した。コンディション不良により前節を欠場した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)が途中出場で2試合ぶりに復帰したが、決定機はつくれず。公式戦の連敗は7に伸びた。鹿島はリーグ戦2連勝で勝ち点20とした。

 元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)は右太腿裏の違和感で3試合連続の欠場となり、開幕からフル出場を続けてきたDF西大伍(31)は累積警告で出場停止。イニエスタはベンチスタートで、先発メンバーには元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)、U―20W杯ポーランド大会のU―20日本代表に選ばれたMF郷家友太(19)らが名を連ねた。

 立ち上がりから鹿島に主導権を握られた神戸は前半17分に先制点を献上。左サイドからクロスを入れられると鹿島FWセルジーニョにダイレクトでボレーシュートを決められて失点。早い時間にリードを許すと、その後も押される展開が続き、前半のシュート数は鹿島14本に対して神戸は1本のみ(枠内シュートは0)。同43分には奮闘していたFW古橋が足を痛めたのか自ら倒れ込んで交代するアクシデントもあり、前半は0―1で折り返した。

 吉田監督は後半20分にFW小川、同23分にはMFサンペールに代えてイニエスタを投入して打開を図る。同33分には右サイドでFKを獲得すると、MF三田のクロスをファーサイドでDF宮が折り返したが、ビジャもDFダンクレーもボールに触れず。決定的なチャンスを逃した。神戸はその後も決定的なチャンスをつくれないまま、0―1で敗戦。苦境を抜け出せず、勝ち点10から伸ばせなかった。

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