大分・片野坂監督　６年ぶりＪ１ホーム開幕戦へ「タフに戦って勝ちたい」

ホーム開幕戦への意気込みを話す片野坂監督
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　６年ぶりのＪ１復帰を果たした大分は２日、同じ昇格組の松本とのホーム開幕戦を迎える。

　前節２月２３日に行われたＪ１開幕戦では、敵地でアジア王者の鹿島を２―１で破る好スタートを切った。日本中を沸かせた劇的勝利の勢いに乗って、ホーム開幕戦も白星で飾りたいところだ。

　鹿島戦の勝利にも浮かれることなく、冷静にゲームを振り返った片野坂知宏監督（４７）は「選手たちが９０分気持ちを切らさずやるべきことを全うしてくれた」と称え「鹿島を相手に手応えを感じた部分はあると思う」と試合の意義を話した。

　今節の相手は同じ昇格組の松本。昨季はＪ２でリーグ戦２戦２勝と勝ち越しているが、指揮官は「２戦とも松本はベストメンバーではなかった。だが新戦力も含めて今回はベストメンバーでくるし、リベンジを狙ってくると思う」と警戒。「前線にスピードがある選手が多い。早い時間帯に失点しないように」と話し「昨年勝ったからといって勝てるような簡単なチームではない。向こうも勝ち点３を取りに来るので簡単なゲームにはならないが、タフに戦って勝ちたい」。ホーム開幕戦白星での連勝を誓うとともに、６年ぶりのＪ１ホーム開幕戦を心待ちにするサポーターへ「躍動しているサッカーを見せられるよう、思い切って戦いたい」。最高のプレーで沸かせることを約束した。