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鹿島DF内田 敵地でブーイングのにサポに「納得できない」共闘呼びかけ

[ 2019年3月1日 23:54 ]

明治安田生命J1第2節第1日   鹿島1―1川崎F ( 2019年3月1日    等々力 )

<川崎F・鹿島>スタンドからの声にぶ然とした表情を見せる内田(撮影・篠原岳夫)
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 鹿島は敵地で川崎Fに1―1で引き分けた。0―1の前半22分、FW伊藤の公式戦3試合連続ゴールをDF内田篤人(30)がアシスト。その内田が珍しく、試合後にブーイングするサポーターに向かって強く異を唱えるシーンがあった。

 試合後、内田は真意を説明した。

 「前節のブーイングや厳しい声は受け入れます。ホームですし。でも今日の戦い方に関して。ああだこうだ言われるのは、僕キャプテンマーク巻いていますけど、ちょっと納得できなかった」。

 そして平日にも関わらず、スタジアムまで駆けつけて応援してくれることへの感謝を述べた後に続けた。

 「アウェーのサポーターが見ている中で、自分たちのサポーターにブーイングされるというのは、“鹿島はうまくいってないんだ”と思われてもしょうがない。そこは隠してでも次に向かわないといけない。選手だけじゃなくてサポーターも。そういう関係性を築きたい」

 離脱者8人という苦しい台所事情の中で戦い抜いた試合だった。結果については「アウェーでもフロンターレに勝って優勝してきた」歴史を踏まえれば「満足はしてない」という。それでも、昨季60試合をも戦い抜いた影響もあり、ケガ人が続出しているという状況を踏まえれば、「今日の勝ち点1は次につながる」と捉えている。

 サポーターに共闘を呼びかけた新主将は「僕も(サポーターに)向かっていきましたけど、笑いながら話せるくらいの代表者が一人くらいいてもいい」とも口にした。

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2019年3月1日のニュース