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塩谷、攻守の切り札だ!“地元”での活躍ぶりに現地紙絶賛

[ 2019年1月19日 05:30 ]

アジア杯1次リーグF組   日本2-1ウズベキスタン ( 2019年1月17日    UAE・アルアイン )

塩谷が後半ミドルシュートで決勝ゴールを決める
Photo By スポニチ

 決勝トーナメントでは、塩谷が切り札となる。ウズベキスタン戦では、UAEの現地紙「THE NATIONAL」がスポーツ面トップで「塩谷が日本を首位突破へ導くヒーローとなった」と特集されるほど、本職外とは思えないボランチで好プレーを披露した。守備だけでなく、1―1の後半には強烈な左足ミドルでA代表初得点を決めた。会場は“地元”アルアインのスタジアム。観戦に訪れた家族らの目の前で決め「自分にとって忘れられない一日になった」と振り返った。

 1次リーグを突破し、再び先発が入れ替わる見込みだが、ここからは厳しい戦いが続く。当然、膠着(こうちゃく)した状態や、劣勢となる時間も増えることが予想されるが、その中で、サイドバックが本職ながら攻守に高いレベルでプレーできる塩谷の存在はサブとしても頼もしい。広島時代の同僚、DF佐々木が「久々にあの人の“大砲”を見た。でも僕らからしたら、ああいうシュートはよく見ていた」と話すように、左右両足で蹴ることができる強烈な一発は、局面を打開する飛び道具にもなる。

 当たり負けしないフィジカルの強さは逃げ切る際の守備面でも効果的。1枚のカードで攻守両面でのプラスアルファが期待できる。「代表でのサッカーは凄く楽しい。日本代表でサッカーをもっとしたいなって、そういう欲が出てきた。代表で試合に出続けようと思ったら、もっともっと自分を高めないといけない」。森保ジャパンに誕生したニューヒーローが、アジアの頂点に導く。

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2019年1月19日のニュース