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女王・日テレ、皇后杯連覇&3冠に王手 元日決勝は宿敵・INAC神戸と激突

[ 2018年12月29日 17:41 ]

<日テレ・浦和>前半43分、先制ゴールを決める日テレ・田中(撮影・坂田 高浩)
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 女子サッカーの日本一を決める第40回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は29日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で準決勝2試合が行われ、大会連覇を狙う日テレと、2大会ぶり女王を目指すINAC神戸が来年元日に行われる決勝進出を決めた。浦和は4年ぶり、千葉は6年ぶりの決勝進出を逃した。

 日テレは主将を務めるなでしこジャパンFW田中美南(24)が前半43分に右足で決めた先制点を守り切り、浦和に1―0で勝利。大会連覇と、4連覇中のなでしこリーグ、なでしこリーグ杯に続く3冠に王手をかけた。なでしこジャパンの大黒柱で、今年5月に右膝前十字靭帯損傷および内側半月板損傷で全治6〜8カ月と診断され戦列を離れていたMF阪口夢穂(31)はベンチ入りしたが最後まで出番はなく、復帰は持ち越しとなった。

 INAC神戸は0―0で突入した延長後半10分、前日28日に誕生日を迎えた元なでしこジャパンFW京川舞(25)がスピードを生かして決勝ゴールを決め、千葉を1―0で下した。

 決勝は来年元日に準決勝と同じパナソニックスタジアム吹田で行われ、午後2時45分にキックオフ。日テレは2年連続、史上最多を更新する13度目の優勝を目指し、過去10年で4連覇含む6度優勝のINAC神戸は2大会ぶりの頂点を狙う。

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2018年12月29日のニュース