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仙台 長身FW長沢駿を完全移籍で獲得 G大阪戦は恩返し弾「全力で狙う」

[ 2018年12月29日 14:42 ]

 J1の仙台は29日、J1のG大阪からFW長沢駿(30)が完全移籍で加入すると発表した。今季途中からJ1の神戸に期限付き移籍していた。

 静岡県出身の長沢は1メートル92の長身FWで、清水ユースから2007年にトップチームへ昇格。11年にJ2熊本、12年にJ2京都、13年にJ2松本と3年連続で期限付き移籍して武者修行を積み、14年に清水へ復帰。15年7月にユースから昇格時の清水監督だった長谷川健太監督(現FC東京監督)が率いていたG大阪へ完全移籍し、今年8月に神戸へ期限付き移籍していた。

 リーグ戦の通算成績はJ1が109試合28得点、J2が79試合12得点、J3が1試合0得点。今季はG大阪で14試合1得点、神戸で5試合1得点だった。

 長沢は仙台を通じて「チームのためにすべてを出し切り、がむしゃらに戦います。1日でも早くみなさんに認めてもらえるよう、ゴールで信頼を勝ち取り、たくさん応援してもらえるようにがんばります」とコメント。

 G大阪を通じては「このチームで3年間できた事は本当に幸せでした。特にチームメート、スタッフの皆さんには本当に感謝しかありません。サポーターの皆さんには厳しい声もいただきましたが、神戸に行く際には温かいメッセージも頂き、この場を借りて御礼を言いたいと思います。ありがとうございました。少しは愛されていたんだなと思いホッとしました(笑)。よく恩返し弾という言葉を聞きますが、全力で狙いに行きます!」と、神戸を通じては「なかなかチームの力になれずかなり悔しい気持ちでいっぱいですが、ヴィッセル神戸の一員として皆さまと戦えた事は自分にとって一生の財産です。本当に短い間でしたが、サポーター、スタッフの皆さま、ありがとうございました」と談話を発表している。

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2018年12月29日のニュース