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J2東京V主将のDF井林が地元・広島へ完全移籍 広島皆実時代に大迫抑えて全国制覇

[ 2018年12月27日 14:47 ]

 J1の広島は27日、J2東京VからDF井林章(28)が完全移籍で加入すると発表した。プロ7年目で初のJ1でのプレーとなる。

 広島県出身の井林は中学時代に広島の提携スクールであるサンフレッチェびんごジュニアユースでプレーし、広島皆実高3年時にはセンターバックとして正月の全国高校サッカー選手権決勝で鹿児島城西高の現日本代表FW大迫勇也(28)を抑えて優勝。関西学院大を経て2013年にJ2東京V入りし、15年から今季まで4年間主将を務めた。J2リーグ通算成績は227試合11得点。今季はリーグ戦42試合1得点で、J1参入プレーオフも1回戦から決定戦まで3試合すべてにフル出場した。

 井林は広島を通じて「広島でまたサッカーをすることができる喜びと希望を胸に、広島のために全力を尽くして戦っていきます。J1という舞台でも活躍できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」とコメント。

 東京Vを通じては「大学を卒業してから6年間、このチームの一員として戦えたことを誇りに思います。今の自分はヴェルディに関わる全ての方の支えなしに語ることはできません。キャプテンを4年間させてもらい、選手としてだけではなく、人間としても成長させてもらえたことは唯一無二の経験です。どんな時でも全力で応援し背中を押してくれたサポーターの大声援は決して忘れません。本当にこのチームには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」と談話を発表している。

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2018年12月27日のニュース