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東京Vが2試合連続“下克上”!で11年ぶりJ1に王手 敗退寸前、劇的AT弾 カズ12年ぶりJ1消滅

[ 2018年12月2日 15:13 ]

<J1参入プレーオフ 横浜FC・東京V>勝利を喜ぶ東京Vイレブン(撮影・西海健太郎)
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 J1参入プレーオフ(PO)は2日、ニッパツ三ツ沢球技場で2回戦が行われ、1回戦で大宮(5位)を破った東京V(6位)が横浜FC(3位)と対戦。アディショナルタイム(AT)突入後の後半51分にFWドウグラス・ヴィエイラ(31)が決勝ゴールを決めて1―0で勝利を収め、2008年以来11年ぶりとなるJ1昇格に王手をかけた。8日の決定戦ではJ1の16位・磐田とアウェーのヤマハスタジアムで対戦。東京Vが勝てばJ1への昇格が決まり、引き分け以下なら磐田のJ1残留が決まる。

 J2で6位の東京Vが11年ぶりのJ1復帰へ王手をかけた。5位・大宮との1回戦に続いて3位・横浜FCも2回戦で破る2試合連続の“下克上”。0―0で突入したアディショナルタイム突入後の後半51分、佐藤の右CKに攻め上がっていたGK上福元がヘディングシュート。これは相手GK南にセーブされたが、こぼれ球に詰めていたドウグラス・ヴィエイラが右足で押し込んだ。0―0のままならシーズン上位の優位性確保のため横浜FCが決定戦に進出するところだったが、土壇場で助っ人が勝利を呼び込んだ。

 横浜FCはシーズンでリーグ4位の17得点をマークしたFWイバのヘディングシュートがポストを叩くなど不運もあって最後までゴールを割れず。引き分けでも勝ち抜けるところだったが、最後の最後に東京Vの勢いに飲み込まれた。すでに現役続行を明言している現役最年長選手の元日本代表FW三浦知良(51)はベンチスタート。最後まで出番はなく、カズの12年ぶりJ1もなくなった。

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