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イニエスタ 神戸「飛躍3カ条」 J1制覇へ描く未来図

[ 2018年11月28日 05:30 ]

楽天カードの会見で記念撮影をするイニエスタ(左)と小柳ルミ子
Photo By スポニチ

神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が27日、本拠地ノエスタでの練習後に取材対応し、来季の飛躍に向けて3箇条を掲げた。今夏にスペイン1部バルセロナから加入。5連敗を喫するなど苦しい時期も過ごしながら、前節清水戦でJ1残留が確定した。JリーグNo.1のクラブへと進化するため、補強と育成の必要性を説き、自らにも成長を求めた。

 イニエスタが来季へと視線を向けた。一般にも公開された27日の練習後、報道陣の取材に対応。前節清水戦の引き分けによりJ1残留が確定した中で、神戸が進化するためのカギを問われると、まずは「補強と育成」の必要性を訴えた。

 「新たな選手を迎える変化は必要。クラブをより強くしていくために必要な選手は補強していくべき。(また)このクラブには素晴らしい選手が集まっていて、若くて将来性のある選手がたくさんいる。より結果を残せるようチームを築き上げていく必要がある」

 すでにクラブが元ブラジル代表DFアドリアーノ(ベシクタシュ)やウーゴ・ヴィエイラ(横浜)らの獲得に動く中、積極補強を肯定した背番号8。戦力を底上げする若手の育成も求めつつ、自らの果たすべき役割も理解している。

 「個人としても、ヴィッセル神戸というチームをJリーグの中でベストのチームにするという挑戦を掲げている。これからも、自分が誰よりも激しく練習を積んで、このチームをより高みに連れて行きたい」

 この日の練習後には楽天カードの会見に参加し、対面に感激して泣き崩れる女優の小柳ルミ子の肩を抱いたイニエスタ。今季のJ1を席巻した世界的スターは、まずは12月1日の最終節仙台戦(ノエスタ)で2018年の有終を飾る。

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