大宮　降格から１年でのＪ１復帰に失敗「このような結果となりましたこと…心よりお詫び申し上げます」

＜大宮・東京Ｖ＞ガックリの大宮イレブン（撮影・西海健太郎）
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　Ｊ２大宮は２５日夜、クラブの公式サイトを更新。この日ホームのＮＡＣＫ５スタジアム大宮で行われたＪ１参入プレーオフ（ＰＯ）１回戦・東京Ｖ戦に敗れ、降格から１年でのＪ１復帰を逃したことを謝罪した。

　「大宮アルディージャを支えてくださる皆さまへ」とのタイトルで掲載された声明文では、森正志社長（５５）が「今シーズンも多くの皆さまに力強く支えていただいた中、このような結果となりましたことに、クラブを代表して心よりお詫び申し上げます」と謝罪。

　クラブ創設２０周年というメモリアルイヤーにあたって「Ｊ２優勝、Ｊ１復帰」という目標を掲げて向かった今季だったが「シーズン序盤はＪ２独特の戦いに戸惑い、思うように勝ち点を積み上げられず苦しい戦いとなりました」と序盤の戦いを振り返りつつ「監督、選手、そしてチームスタッフは、今日も多くの皆さまの後押しを受け、最後の最後まで決して諦めることなく戦ってくれましたが、今一歩及びませんでした。あらためまして、皆さまのご期待に応えることができず本当に申し訳ございません」と重ねて陳謝した。

　Ｊ２リーグ最終戦でＪ１参入ＰＯ圏外の７位から５位に浮上して逆転進出を果たした大宮。年間順位上位の優位性確保のため引き分けでも２回戦進出となるところだったが、相手に退場者が出た数的優位も生かせず。２４ゴールで今季のＪ２得点王に輝いたＦＷ大前元紀（２８）も無得点に終わっていた。