×

鹿島が悲願のアジア王者に王手! ブラジル人コンビ躍動 セルジーニョ5戦連発決めた!

[ 2018年11月3日 16:55 ]

ACL決勝第1戦   鹿島2―0ペルセポリス ( 2018年11月3日    カシマ )

<ACL決勝 鹿島・ペルセポリス>後半、得点を決めて喜ぶレオ・シルバ(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 サッカーのアジア王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は3日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムでホーム&アウェー方式による決勝の第1戦が行われ、クラブ史上初めて決勝に進出した鹿島はペルセポリス(イラン)と対戦。後半13分のMFレオ・シルバ(32)のゴールに続いて、後半25分にはMFセルジーニョ(23)がACL5戦連発となるゴールを決めて2―0で勝利を収め、クラブの主要タイトル20冠目となるタイトルへ王手をかけた。

 10月31日にC大阪と対戦して1―0で勝利したJ1リーグ戦(カシマ)からGKクォン・スンテ、DF昌子以外の先発9人を入れ替えて決戦に臨んだ鹿島。前半4分には相手FWアリプールのゴール前での決定的なシュートをDFチョン・スンヒョンの顔面ブロックで命拾いし、前半22分には観客がピッチに乱入して試合が一時中断するハプニングもあったが、待望の瞬間は後半13分にやって来た。

 0―0で迎えた後半13分、右サイドからレオ・シルバがMF土居とのワンツーで中央へ抜け出し、最後は左足でシュート。相手DFの股下を抜いて左隅に突き刺し、待ちに待った先制点を奪った。2分後の後半15分にはFW鈴木の折り返しをセルジーニョが無人のゴールへ流し込み追加点と思われたが、鈴木が縦パスを受けた場面がオフサイドと判定されてノーゴール。だが、後半25分にはMF三竿健がペナルティーエリアに流し込んだボールをセルジーニョが左足で決めて逃げ切った。

 第1戦を制し、クラブ初となるACL制覇に向けて大きく前進した鹿島。来月にUAEで行われるクラブワールドカップ(W杯)出場を懸けて臨む決勝第2戦は、日本時間10日の24時(11日午前0時)から敵地イランの首都テヘランにあるアザディスタジアムで行われる。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月3日のニュース