広島　鮮やか逆転勝ちで４連勝　パトリック２桁ゴール一番乗り

明治安田生命Ｊ１第１４節第１日   広島３―１仙台 （ 2018年5月12日    ユアスタ ）

＜仙台・広島＞前半、同点ゴールを決め喜ぶ広島・パトリック（中央）
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　首位を快走中の広島が敵地で仙台に３―１と逆転勝ち。今季２度目の４連勝で勝ち点を３７に伸ばした。

　前半１２分に先制を許したが、同４１分にパトリックのヘディング弾で追いつくと、後半２６分に柏の豪快なゴールで逆転。終了間際の後半４４分にはパトリックが２点目を決めてダメ押した。

　２得点のパトリックはこの日試合がなかったディエゴ・オリヴェイラ（ＦＣ東京）の９得点を抜いて２桁得点一番乗りの今季１０ゴール。「最初にヘディングで決めて勢いに乗った。皆におめでとうと言いたい」と満足げに笑った。

　城福監督は「早くに（先制点を）取られたが、よく気持ちを整えた。早いタイミングで同点にできて心に余裕ができた」と逆転勝利を振り返り、首位独走について聞かれると「このまま続けたいが、そんなにうまくいかない」と笑顔でかわしながらも「ただ、我々の相手は対戦相手ではなく自分たち」と語気を強めた。